姓名判断とは

姓名判断とは一体なんだろう

子供が生まれたときに「姓名判断で名前を付けたよ」というのをよく耳にします。

人気の占い師さんに見てもらう時もほとんどの場合名前を見ると思います。

しかし、その姓名判断ってそもそも何なのでしょうか。

姓名判断は古代中国の陰陽五行説という哲学的思想に端を発しているが、近代では各人の実際の人生や運勢を検証したうえで、5運の画数と照らし合わせて画数の意味に修正を加えるというデータ重視の考え方が主流となっており、占いから統計学的なものへと変貌を遂げている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

wikiにはこう書いてありました。

諸説あるようですが、姓名判断は占いという考え方と統計学であるという考え方があるようです。

姓名判断なんで単なる占いだよ!と言われると信じて良いものか不安なところがありますが、姓名判断は統計学なんだと言われると一気に信用度が増す気がするのは気のせいでしょうか?それとも私が単純なだけでしょうか

姓名判断はだれが作ったの?

ではその姓名判断はだれが考え出したのでしょう?

調べてみると熊﨑 健翁という方がヒットしました。

熊﨑 健翁とは

新聞社時代から研究していた易学の理論をもとに、姓名によって吉凶禍福を鑑定する「熊﨑式姓名学」を考案し、1929年(昭和4年)に女性向け月刊誌「主婦之友」において発表する。以来、その理論は一般に広く浸透し、日本における姓名判断の普及に大きく貢献した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

熊﨑 健翁は東京に五聖閣という鑑定所を作り、そこで鑑定や研究をしていたようですね。
今でも子孫にあたる方やお弟子さん達が鑑定、研究を継続しているようです。

五聖閣のホームページにも

熊﨑健翁が昭和3年に発表した熊﨑式姓名学が現代の姓名判断の基本になっています。昭和4年に出版した『姓名の神秘』により熊﨑の考案した姓名学が日本中に広まり、以後姓名判断による名付けが普及しました。

五聖閣ホームページより

と記載されていました。

姓名学は明治時代中期に日本で発明されたとされています。
占いの中でも比較的新しいもので、本場中国にもなかったようです

意外ではないですか?

占いといえば中国といったイメージがあったので当然中国でできたものだと思い込んでいましたがどうやら中国の易学を基に 熊﨑 健翁 が研究、開発し、昭和3年に発表した熊﨑式姓名学というものが発端のようです。

実は私の祖母が生前、姓名判断が好きで私が物心ついた時からいつも人の名前をみていたのですが趣味程度に思ってあまり気にしていませんでした。

こちらが祖母が持っていた本の一部

かなり古いものもありますが、熊﨑 健翁とかいてあります。

このかなり古そうな本には祖母の名前まで記載されていました

ヤフオクで調べたらすごい値段で売られてました。

当時の私はまだ若くて正直あまり興味がなかったんですが、もっと祖母に色々教えて貰えばよかったな〜と思います。

まとめ

・姓名判断は占いから統計学へと進化している

・姓名判断の基礎となるものを作ったのは熊﨑 健翁

ちなみに私は熊﨑 健翁ならびに五聖閣とは関わりはありませんので悪しからず。